歯科医師国家試験の技能

歯科医師国家試験のいろは

歯科医師国家試験の技能

歯科医師国家試験の技能 歯科医師国家試験はすべて筆記で行われるため、技能が直接求められることはありません。ただし、歯科医師法の第9条において歯科医師として必要な知識及び技能を具有しているかどうかを審査することが国家試験の目的だと明らかにしていることから、制度上技量も求められているということはいえるでしょう。歯科医師国家試験の問題数は2018(平成30)年に実施された第111回試験から360問になりましたが、その中には大学で習得した技術が解答に役立つ問題がいくつか存在する可能性があるので、技術を磨くに越したことはありません。
歯科医師国家試験では過去に実技試験や臨床実地試験の導入が提案され、検討されたことがありましたが、実現にあたって様々な問題点が見つかったことから今日までこれらの試験は導入されていません。しかし、研究等によって受験者の歯科医師として必要な技量の評価手法が考案されれば、再度検討されて歯科医師国家試験に組み込まれる可能性はあるので、試験に関する情報はこまめにチェックしておきましょう。

実地訓練を経ることで歯科医師国家試験の受験資格が得られる制度とは?

実地訓練を経ることで歯科医師国家試験の受験資格が得られる制度とは?歯科医師になるには、一般的には大学の歯学部等で所定の単位を履修することで歯科医師国家試験の受験資格を得て、これに合格するというのが一般的な進路となっています。
ただ、これ以外にも免許取得を目指す方法がいくつかあります。
その1つが、予備試験に合格することです。
歯科医師国家予備試験という正式名称を持つこの制度は毎年実施される国家試験で、多様な経歴を持つ人たちへ歯科医師の門戸を開放する目的で設けられています。
具体的には、外国の医学校を卒業したり医師免許を持っている人たちを対象者として想定しており、この試験に合格し、かつ診療及び口腔衛生に関する実地訓練に1年以上従事すれば、日本の大学等で単位を修めていなくても歯科医師国家試験の受験資格が得られます。
予備試験の内容は3段階に分かれており、解剖学や生理学などの学説試験の第1部試験、薬理学や病理学などの第2部試験、口腔外科学や保存学などの実地試験がそれぞれ行われます。